八木節元祖 堀込源太
宝性寺は、八木節を全国に広めた初代堀込源太の菩提寺でもあります。
日本三大民謡 八木節
八木節は日本三大民謡の一つと言われ、多くの方に唄い踊り継がれています。
樽を叩きながら、笛で軽やかな主旋律を奏でる、軽快な調子で歌われる民謡です。
その名称は、例幣使街道八木宿(当寺より東へ約1km)の地名より起こったと云われております。
明治以降、盆踊り唄として各地で唄われていたものを、堀込源太(渡辺源太郎)が大正3年にレコード化し、 東京の浅草六区(万盛館)に出演し、その名を全国に博したものです。
晩年は、出生の地(足利市堀込町)に住し、 昭和18年12月8日(行年72歳)を一期として生涯を終えました。
法号は、妙音院本覚源太居士と授与され、当寺に祀られております。
厄除大祭と八木節
毎年1月4日の「厄除大祭(お薬師様のご縁日)」では、境内にステージを設け、地元八木節保存会による八木節公演が行われます。
足利を中心に関東近郊より1万人近い参詣者で賑わいます。