- 【本尊】 十一面観世音菩薩
- 【真言】 おんまかきゃろにきゃそわか
- 【御詠歌】 ほりごめは たからのいけと みるまでに はちすのつゆの たまぞみだ
足利の街中から大泉方面に向かって2kmほどゆけば国道50号と交叉しここを通り抜け400mほどで右手に宝性寺があります。
本堂は入母屋造り瓦葺八間四面のどっしりとした建物で、ご本尊十一面観世音が奉安されており、文永四年(1267)の開山と伝え旧地本屋敷から現在地に移建されたのは天明三年(1783)僧・栄範の時といわれ、慶安、寛文、延宝、元禄などの過去帳を所蔵しています。
ご本尊とともに薬師如来を奉安することから、近在の方々より「堀込のお薬師さん」として知られています。また、毎年1月4日は薬師の縁日で参拝者で大変賑わいます。
寺の周辺は足利郊外の田園地帯でしたが近年は住宅が建てられ、寺は道路の交叉するところに面しているため街中にいるようですが、本堂へ入ると静かさがよみがえり心ゆくまで読経できます。
当山には八木節宗本家の初代堀込源太の墓があり、寺に隣接する例幣使街道の八木宿から起り、八木節と名づけられ足利市の重要無形文化財にも指定されています。
堀込のお薬師様として信仰を仰いでおります当寺は、奈良県桜井市にございます牡丹の花で有名な(長谷寺)を総本山とした真言宗豊山派に属した寺院です。
正式名称は青蓮山宝性寺(せいれんざん ほうしょうじ)と称し、文永年間4年(1267年)に開山されました。
以来700余年の法灯を護持し、十一面観世音を本尊としております。
また、古くから厄除けの祈願寺として薬師如来をもご安置するところから「堀込薬師」として有名です。
堀込薬師宝性寺住職 仙田恵一よりご挨拶
宝性寺ホームページへご訪問ありがとうございます。私達は、仏さまのお心にかないますように、正しい知恵を磨き、 正しい道徳を身につけ、高い人徳を養い、弘法大師さまと 同行二人の固い宗教的信念をもって社会浄化のために邁進しご鴻恩にお報いしたく存じます。
真言宗豊山派総本山 長谷寺
真言宗豊山派総本山長谷寺は奈良県桜井市初瀬に位置し、特に有名な牡丹をはじめ、桜や紫陽花、秋には紅葉と、一年を通じて花を楽しむことできることから、花の御寺(はなのみてら)とも呼ばれます。
山門をくぐり、399段続く石畳の長い回廊を登ると、国宝の本堂へと通じ、10mを超える国内最大の木造の観音様(重要文化財:十一面観世音菩薩)がお迎えくださいます。
周囲を山で囲まれ、その斜面に沿うように建立された長谷寺。外舞台から見る景色は絶景の一言です。
写真は宝性寺にて毎年執り行う、団参旅行での参拝の様子です。
関東八十八ヶ所霊場
堀込薬師宝性寺は関東八十八ヶ所霊場会十七番札所です。
関東八十八ヶ所霊場会の宝性寺の紹介ページ